* 概要
次世代, 次々世代インターネット技術により,
あらゆるものがネットワーク機能を内蔵し,
あらゆるところで利用可能となる,
ユビキタスネットワーキング
環境の実現と利用のための技術の研究を行っている。
*研究テーマ
**IPv6 を用いたインターネットの高信頼化・高機能化
次世代インターネットの基本技術である IPv6 には,ネットワークの
端末を識別するアドレス空間が広大 (2^128) にある。このアドレ
ス空間を活用した, マルチホーミングによる高信頼化技術,
モバイル技術, 端末およびルータの自動設定技術を開発している。
-(応用) インターネット家電, インターネット携帯電話, インターネット放送
**マルチメディアストリームデータのリアルタイム伝送
ベストエフォート型サービスであるインターネット
で, 映像・音声などのマルチメディアデータを
高品質にリアルタイム伝送するため、
資源予約プロトコルによる
IPレベルでの品質(QoS; Quality of Service)の保証
や、
誤り訂正符号、パスダイバーシティの活用などをサポートする
マルチメディアストリーム配信システムを開発してきている。
-(応用) 遠隔講義用高品位映像伝送システム, IPワイヤレスカメラ・マイク
**インターネット上の諸問題に対するアルゴリズムの設計と解析
インターネットを構築・運用する上で必要な高性能アルゴリズムの開発を行っている。
特にルータのバッファ管理問題に対するオンラインアルゴリズム(全ての入力が与えられる前に判断を下すアルゴリズム)の設計と解析において成果をあげている。
- (応用)ルータでのバッファ管理、ルーティングアルゴリズム、エネルギーの情報化
- -(応用)ルータでのバッファ管理、ルーティングアルゴリズム
- **エネルギーの情報化
- 複数の不正アクセス検知システム(IDS)から得られる観測情報を
- 解析するシステムや,
- 偽装(Decoy)サーバを動的に構築して攻撃手法の解析し
- 不正アクセス検知システムを自動的に
- チューニングする技術の開発を行っている。
- また、膨大な観測情報から有益な情報を抽出するマイニング技法についても開発を
- 行っている。
- オンデマンド型電力ネットワークの実現に向けて、情報通信技術をエネルギー管理へ応用する研究を行っている。
- インターネット上で使われているルーティングや資源予約などのプロトコルを電力ネットワークに適用させるための検討や、電力スイッチング技術の開発・実装を行っている。
- -(応用)省エネルギーの自動化
- //**高機能不正アクセス防止システムの開発
- //複数の不正アクセス検知システム(IDS)から得られる観測情報を
- //解析するシステムや,
- //偽装(Decoy)サーバを動的に構築して攻撃手法の解析し
- //不正アクセス検知システムを自動的に
- //チューニングする技術の開発を行っている。
- //また、膨大な観測情報から有益な情報を抽出するマイニング技法についても開発を
- //行っている。
- //-(応用) 次世代セキュリティシステム
//**メールサービスの高信頼化技術に関する研究
//電子メールは既に社会的にも重要なインフラであるため
//メールサーバは安定した運用をする必要があるが、
//特定のメールサーバに電子メールを大量に送りつける攻撃
//(サイバーテロ)が多発するに至り、メールサーバにおける
//セキュリティの確保は重要な課題となっている。
//電子メールの配送先を適切に分散することにより、高負荷に耐え低遅延かつ高信頼な
//メールサーバの構築技術の研究を行っている。
//-(応用) 次世代電子メールサービス・サイバーテロ対策技術・spam対策技術
** [[知能情報学専攻メディア応用講座ネットワークメディア分野(岡部研究室)へ、研究生としての留学を希望する方へ。For foreign students who want to apply as research students at Network Media lab. (Okabe lab.)>For foreign students]]
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